みなさま、こんにちは。
マザーハウスです。
現在、神戸店ですすめている
お客さまと一緒につくりあげていくという、「神戸限定ストール企画」。
生産国ネパールの駐在員である田口よりネパールの紹介をしてきました。
1回目:景色・見どころ編
2回目:食べもの編
駐在員田口によるネパール紹介の最後である今回は、
作り手紹介です。
―――――――――――――――――――――――――――
今回、ミント神戸店限定ストールで使用している素材は、
ネパール産のシルクです。
ネパールの自然豊かな地方の村で養蚕された繭を、
首都カトマンズに住む女性たちが、
手作業で糸にし、手染め、手織りをした生地です。
私たちのストールは、一か所でまとまって生産されているのではなく、
糸つむぐ人、織る人、染める人、
それぞれが別々の場所で働いています。
その理由は、
働く女性たちの多くが子育てをしながら、
家事をしており、その隙間時間を使って、
家で仕事をするためです。
ネパールの一般的な家庭では、
まだ水道がない家もあり(そのため共同水道まで毎日水を汲みに行きます)、
洗濯機はないので家族全員分の洋服を手洗いしたり、
お母さんたちはとても忙しいのです。
しかし彼女たちはとってもたくましく、明るい!
実は養蚕の村の人たちも含めると、
ストールまでの工程には、
あわせて200名以上の人たちが関わっていますが、
その中から、糸づくりをしている女性たちをご紹介します。

女性たちを束ねるリーダーで、
どんな仕事も丁寧に行い、とっても頼りになる存在です。
糸づくりから、織りの修繕、アイロンがけ、
最後のパッキングまで、マルチに活躍しています。
時に乙女のようなとってもピュアな心の持ち主ですが、
10歳の息子がいます。
好きなこと:手仕事。新しいことを知ること。
将来の夢:自分たちのシルクストールを、世界中の人に使ってもらうこと。
◆サビトリ(Sabitri Choudhari)◆
見かけによらず(?)、すごくおちゃめな性格の彼女。
すでに独立している、28歳の息子がいます。
普段は黙々と作業していますが、
たまにダンスを踊り始め、
おなかが痛くなるぐらい笑わせてくれます。
好きなこと:仕事をすること。料理、ダンス。
将来の夢:家族がずっと幸せに暮らすこと。
◆サヌ(Sanu Progopoti)◆
16歳の双子の息子がいる彼女。
ちょっとシャイですが、いつも真面目に仕事をしてくれています。
好きなこと:仕事をすること。子供の面倒をみること。
新しい場所を訪れること。
将来の夢:子供たちが立派に大きくなること。
いつも明るく、
仕事を楽しんで作業している彼女たちには、
私もいつも元気をもらいます。
ネパールのたくさんの手仕事がつまったストールを、
ぜひお店でお手に取ってみてくださいね。
ストールカラー投票も今月31日までと、あと2週間を切りました!