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【M-INT STYLE12月号】SPECIAL COLUM: evam eva

2019.12.01 UP

【M-INT STYLE12月号】SPECIAL COLUM: evam eva

下請けから自社ブランドの設立へ。
緑豊かな街で編み上げられた、自然体でいられるニット。

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シンプルで洗練されたシルエットと、思わず頬ずりしたくなる優しい肌触り。

そんなevam evaのニットは、山梨県にある近藤ニット株式会社でつくられています。
「一度着ると手放せない」と多くの人が語る上質なニットは、どのような思いから生み出されているのでしょうか?

本社工場でお話を伺いました。
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工場が建っているのは、緑豊かな自然に囲まれた静かな町。

取材に訪れた我々を、会社の代表である近藤和也さんとデザイナーの近藤尚子さんが迎えてくださいました。
近藤ニット自体は、尚子さんのおじいさんから続いているのだそう。

ご夫婦でもあるお二人が受け継いだときには、

アパレルブランドからの発注を受けて製品をつくる下請けの会社でした。

 

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和也さんは当時のことを振り返って、「下請けだと、決められた枠のなかの仕事しかできませんでした。

いくら技術があっても、商品の価格や仕入れ値、素材が最初から決まっているので、制限が大きい。

そのうえ、90年代半ばにはアパレルの価格破壊が起こって、製造現場を中国に移転する会社が急増しました。

ニットの国内生産量もものすごい勢いで下がっていって、今では1%にも満たない程です」と語ります。
「私たちも中国に工場を持とうかと考えた時期もありました。でもここには、スタッフもいて設備もあって、技術もある。

それを生かして自分たちにできることは何かと考えたとき、自社ブランドを立ち上げるという結論に至りました。

自社ブランドなら、価格も原価率も自分たちで決めることができる。

いい素材を使って持てる技術を発揮すれば、自信をもって世に出せるものがつくれるのではないかと思いました」。

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それからは下請けの仕事を中心に行いつつ、工場の片隅で evam evaの商品を開発する日々が始まりました。
「下請けの仕事と両立させるのが難しかったですね。10年くらいかけて、

少しずつ自社ブランドの製品のみを生産できるように切り替えていきました」と、尚子さん。
デザイナーとして、つくりたい服のイメージは最初から一貫していたそうです。
「母の好みの影響で、子どもの頃からシンプルな服を着ていました。

下請けでつくっていたアパレルブランドの服は、主張の強いものが多く、仕事でつくっている服と、

実際に自分が着ている服とが一致していなかった。

自分でデザインするなら、削ぎ落としたもの・本当にシンプルなものにしたいと思いました」。

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ブランドの立ち上げ当初は、着てもらいたいターゲットを細かく設定しようとしたこともあるのだそう。

でもその試みはうまくいかなかったといいます。
「架空の誰かのためにものをつくるよりも、自分が着たいものをつくるほうがブレないんです。

自分軸だからこそ、本当に着心地がよくて人に勧めることのできる、正直なものづくりができると感じています」。

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evam evaの普遍的なスタイルも、尚子さんがアパレル業界に対して感じていた違和感から生まれたようです。
「トレンドって毎年のように変わっていきますよね。毎年のようにデザインが一変するブランドもあって、

去年つくったインナーに今年つくったアウターが合わないといったことも珍しくありません。
でも私は、ひとつのものを長く使うタイプ。だからひとつひとつはすごくシンプルでも、

昔買ったものに新しく買ったものを着重ねていけるようなブランドがあってもいいなって思うんです。

シーズンごとの顔はもちろん大切にしていますが、

いつ行ってもベーシックなものが手に入るというのもいいんじゃないかなって」。

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また、素材選びのこだわりについても聞かせてもらいました。

主に天然素材を使ってはいますが、あえて「100%」にはしていないとのこと。
「何かにつけて、がんじがらめにならないようにしています。

ナイロンなどを使うことでしか生まれない表情やシルエットもあります。

心地よいのはやっぱり天然素材だと思いますが、あくまでも『ファッション』のなかに存在しているものなので、

自分たちで制約をつくることはしていません。

ただ天然素材以外を使うときには、きちんと納得できる理由が必要だと考えています。

デザインもそうで、闇雲にいろいろなものを足していくことはしたくないので」。
ニットは糸だけで編み上げられるもの。それゆえにevam evaのニットづくりでも、糸選びには時間をかけているそうです。

ときには紡績会社に、オリジナルの糸を発注することもあるのだとか。

商品はすべて受注を受けてからつくるので、大切な糸が無駄になることもありません。

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工場から足を踏み出すと、そこには山々と田園の風景が広がっていました。

この景色がevam evaらしさにつながっている部分もあるのでしょうか。
「そうですね。作為のない自然に囲まれて季節の移ろいを感じていると、

無理をせずに自然体でいたいという気持ちが強くなります。

evam evaの商品は『色合いや風合いがずっと変わらない』といわれることが多いのですが、

それはこの環境で生まれるものだからかもしれません。

きれいだなと思う景色をスタッフと共有することも大事だと感じています」。
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ブランドを全国に展開していくなかで、拠点を東京に移すという話が出たこともあったのだそう。
「でもやっぱり、現場のことをわかっているということが大切で。

ここにいるからこそ、伝えたいことを細かいところまでダイレクトに共有できるので、

思い描いたものを形にできるのだと思います」。
素材やデザインへのこだわりはもちろんのこと、「自然体でいたい」という

思いが根底にあるからこそ、evam evaのニットは着心地がいいのかもしれません。

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Photo Snap

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